京都サンガF.C.2019シーズンプレビュー(スタッフ編)

皆さんこんにちは、ryuです。

 

 

 

これまで3回に分けて行ってきた2019シーズンプレビューもいよいよ最終回です。

監督、スタッフ、フロント、全てがガラッと変わりましたので新たな気持ちでシーズンを迎えてほしいです。 

 

 

監督:中田 一三 45歳(→FC.ISE-SHIMAクラブアドバイザーより新任、S級ライセンス

 

コーチ:ゲルト・エンゲルス 61歳(→神戸ヘッドコーチより新任、S級ライセンス

 

コーチ:實好 礼忠 46歳(→G大阪U23監督より新任、S級ライセンス

 

コーチ:佐藤 一樹 44歳(→FC東京U18監督より新任、S級ライセンス

 

コーチ:佐藤 尽 44歳(A級ライセンス)

 

GKコーチ:富永 康博 38歳(→ファジアーノ岡山GKコーチより新任、B級ライセンス)

 

代表取締役社長:伊藤 雅章 60歳(→京セラ総務人事本部副本部長等より新任)

 

スポーツダイレクター:野見山 秀樹 43歳

 

 

 

新しく監督に就任した中田 一三氏は、FC ISE-SHIMAで監督などを務めていた経験(後に総監督に)はあるものの、Jクラブは初の指揮。ことごとく監督選びで失敗しているサンガであるが、またしても博打を売った格好に。

 

監督就任してからSNS等でかなり世間を賑わせている13氏。

 

引用:日刊スポーツ

匿名掲示板でのやりとりを切り取ってTwitterで苦言を言ったり

 

引用:京都新聞

チームとしての具体的な数字は言わないが、開幕戦は2万人来てほしいと発言したり

 

引用:京都新聞

石櫃を左WB、庄司をリベロとして起用してみたり

 

引用:footballista Web

SNS監督」として紹介されたり

 

引用:Twitter

ぜひ、フォローを。笑

 

このやり方で結果が出るかどうかというのは正直誰も分からないので、ピッチ上で起こっていることに対する評価はこれから我々サポーターが適切にやらなければいけないことではあると思います。短期的ではなく。

一方、ピッチの外で起こっていることに関する内容に関してはこれまでの監督とは違うので期待している面もあります。

SNSについては一部の面だけを見すぎているのでは無いかとも思えるところもあり、負けが込んで中傷された際に炎上してしまうリスクが大きいのは確かです。ただ、私の理想は結果に関係なく試合が盛り上がること、チームが応援されることです。それを追求するためにSNSを使った発信は新たなファンを獲得する可能性を大いに秘めていますし、開幕戦で2万人に来てほしいという発言は私は好感が持てます。

閉塞感の漂う西京極を彼の力でパッと明るくすることが出来れば、新スタジアムへの機運も高まるはずです。

 

ゲルト・エンゲルス氏はかつてサンガのJ1時代に率いていた監督で、2001年のJ1昇格、2002年にはパク・チソン松井大輔などを擁して天皇杯優勝などの実績を残しています。昨年は神戸のヘッドコーチとして10年ぶりのJ復帰。

監督がJ初采配の中田監督ですので、エンゲルス氏の豊富な経験と実績はチームを安定させる上で大いに生かされるものでしょう。

 

實好礼忠氏はG大阪のユース、U-23などを率いていた人物で昨年は宮本監督がトップの監督に就任してから、U-23の監督を務めていました。G大阪で育成年代や若手チームを率いていた経験を元に、サンガにも若手選手はたくさんいるので才能を伸ばしていってほしいです。ゆくゆくはどこかのJクラブトップチームの監督を狙っていることでしょうから、ここで指導者としても箔を付けたいといったところでしょうか。

 

佐藤一樹氏は昨年までFC東京U-18を率いていた人物で、プレミアEAST優勝等の実績も残しています。

引用:Number Web

 

Jトップチームでの指導実績を作るためにサンガに来たという面もあると思われます。實好氏同様いずれはJトップチームの監督を狙っているでしょうから、若手とベテランの融合にもチャレンジしてほしいです。

 

 

監督に加えて、エンゲルス氏、實好氏、佐藤一氏のS級指導者3人体制で今シーズンを戦います。4人もS級ライセンスを持った指導者が集まるのは他クラブでは聞いたことがありません。ヘッドコーチでもS級持っていないチームも多いですから。

センターフォワードセンターバックに若干の不安を抱える陣容ではあるものの、選手の伸び代を最大限生かすチーム作りをしたいというのが感じられます。

クラブ説明会でもコーチにお金をかけたと伊藤社長も発言されていました。

監督が明確な戦い方を持って貫けば、優秀なコーチ陣に導かれ、選手たちは必ず大きく躍動してくれるはずです。

 TMの内容を見ていると、本多がサブ組だったり、センターフォワードのところで4人が争っていたり、サイドの選手も毎回組合せを変えるなど良い競争が出来ています。昨年レギュラーだった選手たちで今年もポジションが安泰だといえる選手は庄司選手くらいではないでしょうか。

序盤はある程度パスを繋いでいくサッカーを目指すでしょうから、ビルドアップ時のポジションバランスに注視していきます。

ここ2年のサッカーとは大きく変わる可能性が高いので、いきなりチームとして結果が出ることは無いかもしれません。しかし、まずは近年の不穏な西京極の空気を打ち破るような選手が闘い抜くサッカーを期待しています。

 

 

シーズン開幕まで2週間を切りました。

今シーズンもサッカーが観られる歓びを感じながら、毎試合しっかり応援していきましょう。

 

 

では、また。 

京都サンガF.C.2019シーズンプレビュー(サイドアタッカー/センターフォワード編)

皆さんこんにちは、ryuです。

 

 

 沖縄キャンプでは服部、福岡がインフルエンザにかかったり、庄司が3バック中央を務めたりと色々と起こっているようです。

TMでの失点の多さも気になるところですが、メンバーもまだ分かりかねるところも多いですから気にしないでおきます。

ブログを書きながら、開幕まで静かに待ちたいと思います。

 

 

今回は前線の選手をプレビューしていきます!

(下のポジションはかなり適当です)

 

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-ウイング/サイドハーフ-

11 湯澤 洋介            28歳

20 ジュニーニョ        24歳(→FC大阪より完全移籍)

22 小屋松 知哉           23歳

32 上月 壮一郎        18歳(京都U18より新加入)

39 エクスデロ競飛王 30歳

 

湯澤選手は 自慢のスピードを武器に相手を抜き去るプレーを得意とするプレーヤー。相手との距離を詰めて抜き去るというよりは、相手SB裏のスペースに向かってパスを出した方がいきるタイプです。足元の技術に劣るのにセントラルハーフをやらせていた昨季の起用法は謎ですが、やはり左サイドでの起用が基本となるでしょう。

小柄な快速系アタッカーは多く在籍しているので、レギュラー争いは熾烈な争いに。

 

ジュニーニョ選手は豊富な運動量と抜群のスピードでピッチを駆け回るプレーヤーです。湯澤選手同様に足元の技術の点で少し物足りないところはあるのですが、それを補うだけの献身性を持ち合わせています。昨夏の加入当初はプレー強度が上がったせいか足を攣らせるシーンが何度かありましたが、それも幾分か改善されたように感じます。(今シーズンも夏場は要注意)

今季は外国籍選手が少ないので出場枠での縛りはないので(新潟は7人も外国人いるんだとか)、動きすぎるとポジションバランスを崩してチームとしてスペースを空けてしまう点を改善できれば大きな戦力となってくれるでしょう。

 

小屋松選手は昨シーズンは中盤に出番を失うことがあったものの、終盤戦では再び出番を得て、チームに欠かせない選手であることを照明してくれました。

ボスコ政権ではウイングバックを務めることもありましたが、さすがに守備のタスクを多くこなせる選手ではないので、右SHか右WGが適正ポジションかと。左もそつなくこなしてはくれます。

上下のアップダウンを繰り返す運動量もあるので頑張りすぎる一面もあり、前後左右の選手とのユニットで働かせすぎないようにしたいところ。

 

上月選手は各世代別代表の常連で、左サイドを鋭く攻め上がりチャンスを演出するプレーヤー。個人的に勝手に京都のペリシッチインテル)と呼んでいます。(背高いし笑)TMで脚を痛めたらしいので、開幕スタメン争いからは一歩後退ですが・・・ユース上がりの選手なのでここは焦らずに。

ロシアW杯の時に右SBの酒井宏樹選手がGKからのロングボールに競り勝って日本ボールになるシーンが多々あったので、上月選手の高身長はそういう使い方も出来るんじゃないかと思います。サイドは小柄な選手多いので。

 

昨年は10番を背負ったエスクデロ競飛王選手は、夏にKリーグ1部蔚山現代へのローンを経て復帰。一部報道では減棒を受け入れるとも言われており真偽の程は分かりませんが、闘莉王選手と並ぶ高年俸選手だけにギリギリまで契約交渉は難航しました。

残ってくれたからには2016年シーズンのようなドリブルからのゴールがまた見たいですし、練習から声を出してチームを鼓舞してくれる選手なので良い影響を与えてくれそうです。左右のウイングかトップ下で再び彼が輝けるか注目です。

 

 

  -センターフォワード-

13 宮吉 拓実    26歳(→北海道コンサドーレ札幌より完全移籍)

19 大野 耀平 24歳

23 一美 和成 21歳(→G大阪より育成型期限付移籍

33 服部 航平 18歳(→京都U18より新加入)

 

宮吉選手が帰ってきました。4年振りです。広島、札幌では度重なる怪我もあって結果が出ず、2列目で使われることが多かったのも本人にとっては不本意だったと思います。一番前線でゴールを決めたい想いはかなり強く持っているでしょうから、2トップの一角かセンターフォワードとして起用されるのでしょう。競り合いに強いタイプではないのでパスの供給源がいることが彼が輝ける必須条件。昨年よりもパサータイプは増えたので期待しています。彼の活躍なくしてJ1昇格は有り得ないですから。

13番のユニフォームも購入しました。応援する準備は出来ています。

 

大野選手は2年目の昨季もコツコツと出番を得て結果を残しつつあります。身長の割りに競り合いに強くないのがターゲットとして狙いづらいところではあるのですが、ゴールに対する嗅覚は優れていると思うので、FWの層が薄い今季も出番はそこそこありそう。タイプの近い一美選手とのポジション争いとなるでしょう。

 

一美選手はG大阪より育成型期限付き移籍で京都へ。先日のアジアカップでも大活躍した大迫選手(ブレーメン)のようにボールを収めることが出来る選手で、前線から身体を張ったプレーをする選手とのこと。J3では結果を残してきているので、J2の舞台でここ2年はボールを収められる選手が闘莉王選手くらいだったので、彼が入ることにより流動性の高い攻撃が見られることに期待しています。センターフォワード不足は明らかなので、一美選手にかかる期待は大きいです。ぜひ京都の地で覚醒を。

 

服部選手は、昨年プレミアWESTで得点王に輝いた選手。相手DFの背後を取るのが上手なプレーヤーで、宮吉選手の背中を見て学ぶことは多いのではないでしょうか。

 

 

-どこで使うん枠-

4 田中マルクス闘莉王 37歳

 

京都のボスは契約更新。2017シーズンは15得点したものの、昨シーズンはコンディションが余りに悪く夏場には深夜のメディア出演をする等W杯イヤーを満喫。後半戦では復調しFWとして出場したものの、やはり運動量の無い選手を使うほどウチに余裕は無いので。。。

劇薬として負けている時の前線投入か、勝っている際の守備固めでの起用をお願いします。アンカーはだめだよ・・・

 

 

 

ではまた。

京都サンガF.C.2019シーズンプレビュー(ボランチ/インサイドハーフ編)



 皆さんこんにちは、ryuです。

 

アジアカップ準決勝興奮しましたね。

大迫選手がスペシャルワンであることはもはや誰も疑うことは無く、冨安選手がアズムン選手を完全に抑え切ったことも大きな収穫だったと思います。

ああいうヒリヒリとした緊張感のある代表の試合に京都サンガの選手が躍動してくれる日が来ることを目指して、微力ながらチームの記事を書きながら盛り上げていきたいと思います。

 

 

 

 

さて、前回の記事では京都サンガの2019シーズンプレビューDF編を書きました。

今回はボランチインサイドハーフ編です。

 

編成が4-3-3なのか、4-1-2-3なのか、4-4-2なのかまだ分からないところもあるのですが、TMでは4-3-3を試しているということで、とりあえずこれでいきたいと思います。

 

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ポジションはかなり悩みまして、今の段階で最適解は見つけられないのでとりあえずの配置にしています。

 

<MF>

-ボランチ(アンカー)-

10 庄司 悦大 29歳(→仙台より完全移籍)

18 望月 嶺臣 24歳

31 福岡 慎平 18歳(→京都U18より新加入)

 

昨年夏に加入し、不動のボランチとして中盤に落ち着きをもたらした庄司選手が完全移籍にて今季も京都の一員として戦ってくれることに。ボスコ政権では自分の上をボールが行き交うサッカーでも腐ることなく割り切って戦ってくれましたが、後ろから攻撃を組み立てるサッカーを標榜している様子の中田監督にとって、今季完全移籍での加入となったことで大きな戦力となってくれることは間違いありません。

彼の攻撃面での良さを生かすのならば、ボランチの相方にボール奪取力に優れた選手を隣に置くか、ワンアンカーなら1列前に運動量豊富でプレスバックも可能な選手を置く必要があります。彼を基点に攻撃を組み立てられるか、彼の両サイドのスペースを埋める守備が出来るか、に京都の命運は懸かっていると思います。10番を背負った庄司選手とユニットを組むのは誰か大注目です。

 

望月選手は、ボランチの手薄なウチでもなかなか定位置を確保できずに2年が経過。世代別代表で10番を背負うなどプロ入り前から期待されていた選手であるものの、伸び悩んでいる感は否めません。

年々ライバルが増えていっているポジションだけに、まずは守備での貢献でアピールし、パス出しのところを伸ばしていけるか注目しています。

 

福岡選手は、ハイレベルな選手が揃っている「'00ジャパン」で主将を担っていた逸材で、満を持してトップ昇格。

 

引用:Number Web

 

2017年に行われたU-17W杯では、マンチェスター・シティで徐々に出番を得ているフォーデン選手等多数のタレントを有するイングランド代表に惜しくもPKで敗れた(イングランドは優勝)ものの、そこで得た経験値は計り知れないものがあった様子。

前述した庄司選手とは違いボール奪取力に優れた選手なので、カンテやブスケツのような選手になってくれることを期待しています。

プレミアWESTではあと一歩のところで優勝を逃すなど、悔しさも多く味わっている選手なので、ぜひトップでは大きな結果を残してほしいです。

 

 

 

-インサイドハーフ/トップ下-

7   レナンモッタ 27歳(→ブラジル2部フィゲイエンセFCより完全移籍)

8   重廣 卓也    23歳

14 仙頭 啓矢    24歳

29 中野 克哉    22歳(→関西学院大より新加入)

41 金久保 順    31歳

 

レナンモッタ選手はブラジル2部より加入した選手で、スピードを生かしたドリブルとパス出しにも優れた選手とのこと。

引用:Youtube

 

この手の動画は良いシーンのみを切り取っているのでなんとも言えないものの、動画を見る限りでは中よりのポジションでのプレーが良いように感じます。開幕してからプレーを観るのが楽しみです。

 

重廣選手は本来ボランチの選手ですが、彼の運動量や攻守にわたる献身性はインサイドハーフでも生きるのではないかと常々思っています。2ボランチならば庄司選手の相方でも良いと思うのですが、止める蹴るといった技術に少し物足りないところがあるのでワンアンカーとしては起用し辛いからです。

フィジカルが整えば攻守双方で大きな飛躍を成し遂げてくれる選手であると確信しています。

 

仙頭選手は契約更新が遅くドキドキしましたが、無事に更新してくれました。加入した頃の韓流スタイルはどこかへ消え、凛々しい顔つきへと変わっていっています。ここ2年はサイドハーフでの起用が多いですが、もう少し味方の選手が近いところでプレーした方が彼の特徴が生きると思います。大学時代はFWだったようですが、決定力よりもアシストのところの方が輝けるでしょう。同タイプの金久保選手等ライバルが増えたので、レギュラー争いは厳しいものになるでしょうが伸びてほしい選手の一人です。

 

中野選手は関西学院大の10番を背負っていた選手で、スピードに乗ったドリブルや足元の技術に優れたレフティー。得点に対する貪欲さも強く、積極的にゴールを狙える選手です。

TMで早速ゴールを決めたりと、既にプレーを見られたサポーターの中でも期待できるとの声が多く聞かれます。使いどころはまだ分かりませんが、インサイドハーフか代表での堂安選手(フローニンゲン)のように右サイドから中に切り込むプレーも見てみたいです。

 

金久保選手は昨年夏に加入して以来個人的に好きな選手で(シーパス特典のポストカードが金久保選手でした笑)、ゴールに対する貪欲さこそ薄いものの、J1で100試合近くプレーしていただけあり、止める蹴るの技術はチームの中でも高いものがあります。

昨シーズンはその基本的な技術の高さを買われボランチでの起用が多かったですが、攻撃面での違いを見せられるので、インサイドハーフやトップ下での起用を見たい選手です。年齢もあり運動量に劣る面をポジショニングでカバー出来るかが活躍の鍵を握るでしょう

 

 

次回のウイング、センターフォワード編に続きます。

 

では、また。

京都サンガF.C.2019シーズンプレビュー(GK、DF編)

 


皆さんこんにちは、ryuです。

 

アジアカップもいよいよ準決勝へ。

前評判の高いイランとの試合が待ち受けていますが、Jリーグの方も開幕まで1ヶ月を切ったと言うことで2019シーズンのプレビューをしていきたいと思います。

 

サンガタウンでの練習見学やTMを見たわけではないのですが、DFラインについては編成から4バックと予想されるので、各ポジションのスタメン争いを展望していきたいと思います。

 

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<GK>

1   加藤 順大 34歳(→大宮契約満了後)

21 清水 圭介 30歳

34 若原 智哉 19歳

 

GKについては誰が開幕スタメンを勝ち取るのか本当に分からないほど良い選手が揃っています。

昨シーズンは清水選手が前半戦はゴールを守っていましたが、監督がボスコに代わってからはチームの雰囲気を変える意味でも若原選手がスタメンの試合も増えました。

彼ら2人に共通するのは抜群のシュートストップ。スーパーセーブで何度も救われました。ただ、足元の技術については少し劣るところもありますので、これについては若い若原選手の成長に期待したいです。

また、U-20W杯を狙う若原選手にとっては同世代に大迫選手(広島)、谷選手(G大阪)といった優れたGKがいますので、良い刺激になっているのではないでしょうか。ここ最近は国際試合でベンチを温める試合が多くなっていますが、腐らずに良い準備をしてぜひとも国際舞台で活躍する姿を見せて欲しいところです。

 

新加入の加藤選手は昨シーズンは出場試合ゼロに終わりましたが、J1での試合実績も多く、またチームメイトと早速ご飯に行くなどチームに溶け込んでいる様子で、ムードメーカーでもあります。

 

この3人が高いレベルで切磋琢磨することで、京都のゴールは誰が出ても安心できると言えるでしょう。

 

 

<DF>

-左サイドバック-

5   黒木 恭平 29歳(→鹿児島より完全)

6   本多 勇喜 28歳

28 冨田 康平 22歳(→早稲田大より新加入)

 

このポジションにも良い選手が揃いました。ここ近年は本多選手が絶対的にポジションを守り続けていましたが、彼は調子の好不調の波が大きく、殊勲の体を張ったブロックをしたかと思いきや簡単にはがされ相手にクロスを上げさせられる場面もありました。昨年夏に黒木選手が加入してからは、練習から良い競争が出来るようになったようでそういう場面も少なくなりましたが。

 

黒木選手に関しては今シーズンよりJ2に昇格する鹿児島から夏にレンタルという形でしたので、てっきり戻るかと思いきや完全移籍での加入に。最終節の讃岐戦は現地で彼のプレーを見ましたが、安定した守備を見せていましたので今年も残ってくれるのは嬉しいです。(ボスコも褒めてた笑)

 

新加入の冨田選手は既存の2人よりも上下の運動量に優れ、どちらかというと攻撃的な選手です。ただ、あくまでディフェンダーということもあるので、まずはディフェンス時のポジショニングと相手選手へのプレスのかけ方はしっかり学んで欲しいところ。第30節甲府戦後半ATにPKを与えてしまった悔しさがあるでしょうから、その借りを返すのはぜひピッチ上で。

 

 

-右サイドバック-

2   磐瀬 剛  23歳

16 安藤 淳  34歳(→愛媛FCより完全)

30 石櫃 洋祐 35歳

 

こちらも近年は石櫃選手が絶対的にポジションを守ってきたポジション。35歳とは思えない運動量で攻撃参加し、右足の正確なクロスで幾度と無くチャンスを演出してくれましたが、やはりこちらも本多選手同様守備面で難があり、サイドにドリブルの得意な選手が相手だと簡単にはがされ失点へ繋がるケースが多くありました。

 

6年ぶりの京都復帰となる安藤選手はかつての主将を務めた経験もあり、DF陣を引っ張っていく役割が求められます。CBも出来ますが、編成を見た感じ右SBでレギュラーを争うように見受けられます。

 

磐瀬選手は今年がラストチャンスでしょう。ベテラン勢2人よりも守備面で優れているところをアピール出来ないと、ベンチ入りすら怪しくなってくるように思います。1列前も出来るユーティリティ性を生かして何とか生き残って欲しいところですが。 

 

 

-センターバック-

3  宮城 雅史 28歳

17  牟田  雄祐 28歳

24  増川 隆洋 39歳

25  上夷 克典 22歳(→明治大より新加入)

26  下畠 翔吾 26歳

35  江川 慶城 18歳(→京都U18より新加入)

 

昨シーズンのキャプテンでもありチームの為に涙まで流して戦ってくれた染谷選手が柏レイソルへ移籍。15番を背負った彼が大きな存在だったことは確かですが、ズルズルと下がってしまう最終ラインを高く保つためにも血の入替えは必要だと思うこととしましょう。

 

守備の要となるのは牟田選手。昨シーズンやっと戦力として計算できるまでに復調してくれました。彼がいるとディフェンスラインは比較的高く設定できるので、相手に簡単にボックス内へ侵入されることは減ると思います。もう少し声を出して引っ張ってくれるようになれば良いのですが、そういうタイプでは無いのでしょう。怪我だけには気をつけて欲しいところです。

 

宮城選手はセンターラインはどこでもいけるタイプですが、基本はCBで計算されていると思います。昨シーズンは怪我でもったいないシーズンでしたが、守備面での貢献は高いものがあるので、是非とも今シーズンはストッパーとしての役割をこなしてほしいところです。

 

注目選手は明治大学から新加入となる上夷選手。鹿島からトゥールーズに移籍した昌子選手のようなタイプで、足元の技術にも長ける選手とのこと。

 

引用:京都サンガF.C. HP

引用:YouTube

 

最近の京都は競り合いには強いがスピード不足なCBが多かったので、上夷選手のような裏のスペースをカバーできるCBが加入するのは心強いです。ロングフィードやパス出しで攻撃の起点となれるのならばアンカーの選手も高い位置に取れますし。

会見では闘莉王選手から対人守備を学びたいと発言していたので、相手選手の前に身体を入れるポジショニングは彼は一級品ですから、学ぶことは多いでしょう。

 

増川選手は去就が注目されましたが契約更新。さすがに年齢が年齢だけに守備固め等のセットした場合の投入が基本かと。相手FWが高さのある場合にも起用されそうです。

 

下畠選手はどこで使うのでしょう。DFラインどこでも守れる選手ですが、逆に言うとワンパンチ足りないと言うか。サポーターからも愛されている選手ですし、練習から監督の信頼を得てほしいところです。

 

江川選手はユース世代の主将を務めていた選手で、いきなりレギュラー争いは厳しいかもしれませんが、3、4年後を見据えてじっくり育てて欲しいです。若手育成に定評のあるコーチ陣が揃いましたから。

 

 

MF編は次回に。

では、また。

 

 

リヴァプール 対シティ戦レビュー(パッキング・レートカウントあり)

 皆さんこんにちは、ryuです。

 

あけましておめでとうございます。2019年もよろしくお願いいたします。

年末に体調を崩しましてあまり出歩くこともせず、家でのんびりとしておりました。

 

そんな中プレミアリーグの大一番をレビューしたいと思います。

 

プレミアリーグ第21節

マンチェスターシティ VS リヴァプール

@エティハドスタジアム

 

我らがレッズは30年ぶりのリーグ優勝へ向けここまで無敗で順調に勝ち星を積み重ね、シティとのアウェーの大一番に臨みました。

 

 

両チームのフォーメーションはこちら。

 

 

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試合結果は2-1でシティの勝利となりました。

 

得点者は以下の通りです。(カッコ内はアシスト)

前半40分 シティ:アグエロ(ベルナルド・シウバ)

後半19分 リバプール:フィルミーノ(ロバートソン)

後半27分 シティ:サネ(スターリング)

 

 

リヴァプールは今季初の敗戦を喫し、2位シティとの勝ち点差は4に縮められ、まだまだ優勝の行方は分からなくなりました。

お互い4-3-3のミラーゲームとなり各ポジションでマッチアップする選手に付く形になりましたが、やはりシティに比べればリヴァプールの方がゾーン1からのビルドアップが稚拙で、シティのプレッシャーに負けてしまうシーンが多くありました。

アリソンからのロングフィードは全く決まっていなかったですし、CB、SB、アンカーを絡めたビルドアップでもシティの方が当然一枚上手という印象でした。

ヘンダーソンがCBからボールを引き出してSBやIHに受け渡すシーンは少なかったのに対しシティのフェルナンジーニョやD・シルバは下りてきてCB、SBとトライアングルを複数作りながらフリーになり、アイソレーションしたWGへボールを送るといったシーンが何度かありました。

リヴァプールは前半17分に見られたようなサラーが下りてマネがCB間に絞って裏へ抜け出す決定機で先制出来なかったのが響いたでしょうか。アウェーですし。

 

パッキング・レートを用いた分析は後述するとして、ここでは前半27分のシティのお手本のようなビルドアップを取り上げます。

 

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①CB、GKの3人でパスを何回か繰り返し、フィルミーノやマネを動かします。

この時、フィルミーノはCBからフェルナンジーニョへのパスコースを切り、マネはCBからダニーロへのパスコースを切ります。

 

②B・シルバには基本的にミルナーが付いていく形を取っていましたが、マンマークでぴったりつくというよりはアグエロへの縦パスも警戒していた為そこまで距離は近くありませんでした。そこでB・シルバはヘンダーソンとの間にポジションを取り、相手選手の距離が離れたところで10mほど下りていきストーンズからパスを引き出します。

 

ストーンズはパスを出す直前にマネを釣りだすようにしていたため、ボールを受けたB・シルバはフリーのダニーロへダイレクトで横パス

 

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④⑤アグエロがスッと下がっていきボールを受け、ダイレクトでストーンズへ戻す

この一連の流れでミルナーはボールを受ける選手にアタックし続けるがB・シルバ、フェルナンジーニョがフリーに。ヘンダーソンはボールウォッチャーになり、センターサークル付近で見ているだけ。

 

⑥B・シルバはストーンズからもう一度ボールを受け、どフリーとなったフェルナンジーニョへダイレクトでパスを送る。

 

フェルナンジーニョスターリングがアイソレーションしているのを確認し、鋭い縦パスを供給。スターリングはロバートソンと1対1の局面を作り出し、シティの決定機へ。

 

 

この一連の動きはシティの十八番といいますか、良くシティの試合を見ておられる方ならお馴染みのシーンです。

リヴァプールは守備時にも比較的陣形を崩さずに前からプレスに行きますから、シティの相手を動かすプレーにどうしても揺さぶられ、そこから両WGにボールを渡されTAA、ロバートソンと1対1の局面を多く作られていました。

シティの2得点ともサネのドリブルが非常に効いてましたからね。アーノルド、ロブレンはかなりやられていました。

 

 

その他気になったところとして、ちょっと図示はしにくいのですが、リヴァプールで最近しっかり効果を発揮している守備として、相手のFK時にしっかりオフサイドが取れている点に注目していただきたいです。

 

アーセナル戦の前半27分

シティ戦での前半20分

 

きっちりラインが揃っており、両方とも相手はファーサイドに固まって頭に合わせる狙いがあったようですが、蹴る瞬間までラインを下げていないのです。

ファン・ダイクの位置はニアとファー両方の場合があるので彼が必ずラインを見ているという訳でも無さそうですが、この守備の改善は相手のチャンスを潰す意味でも大きな役割を果たしています。

今後も何か決まりごとがないかチェックしていきます。

 

 

最後に、両チームのこの試合でのパッキング・レートは以下のようになりました。

 

↓パッキング・レートについて説明した記事はこちら↓

 

 

結果は、

 

マンチェスターシティのoffense point:566

リヴァプールのoffense point:452

 

やはり、シティの方が高い点数となりました。

試合を観ていても、CBからの縦パスがリヴァプールに比べ明らかに多く、ゾーン3のハーフスペースに侵入し、折り返してのシュートの再現性の高さには驚くばかりです。

リヴァプールはフィルミーノが下りてきてボールを収める回数が少なかったため、サラーやマネがシティのゴール付近でボールを持つ時間はそれほど多くなかったように感じました。

シティ相手にボールを保持できるチームはいないでしょうから、パッキング・レートも必然的に負けてしまう傾向にはありますが、もう少し守備の開始を早め、B・シルバを抑えたかったところです。。。(ミルナーは負傷明けでそこまで走れなかったか・・・)

 

 

プレミアリーグも二巡目に入り、これからCL決勝TLやカップ戦も再開し、選手たちにも疲労の度合いが色濃く出てくる頃だと思います。

リヴァプールにはCLで優勝狙って欲しいのはヤマヤマなのですが、まず第一優先にリーグ制覇を成し遂げて欲しいです。

そのためにも、これ以上DF陣の負傷は避けたいところ。ゴメスとマティプの早期復帰が望まれます。

また、ヘンダーソンファビーニョ、ケイタ、ワイナルドゥムといった中盤の選手たちには、守備時に即時奪回を目的としたボールハンターとしてだけではなく、CBからのボールの引き出しとサイドへのボールの配給役となる活躍に期待したいです。(フィルミーノ依存は致し方ないですが。。。)

過酷なプレミアリーグで優勝するためには、ボールを保持して相手を動かし崩す攻撃も出来なければいけませんから。

 

 

では、また。

2018.11.14 J2ドラフト会議レビュー

 

みなさん、こんにちは。

 

Jリーグも佳境となり、昇格、残留争いが盛り上がってくる季節となりました。我らが京都はギリギリのところで残留を決めておりますので最終戦の讃岐戦は消化試合となってしまったのですが、最後まで選手たちの戦いを見届けるべく遠征をする予定です。あーーー、カマコロ楽しみ。

 

さて、

11/14 21:00よりTwitter上でJ2ドラフト会議なるものが開催されました。

 

TDKさん https://twitter.com/yuugooner?lang=ja

せこさん https://twitter.com/seko_gunners?lang=ja

シライさん https://twitter.com/gameyuuki_?lang=ja

 

お三人方の運営が抜群に素晴らしく、迅速なイベントとなりました。本当にありがとうございます。

 

参加者の方々は、

1.ジェイさん

2.ゼロファジさん

3.Ryu-Y

4.YOSHIKIさん

5.YAMADAさん

6.トリさん

7.C&Dさん

8.TanaLifeさん

9.とめさん

10.とりさわさん

 

どなたも素晴らしいJ2クラスタの方々です。

 

個人別のフォーメーションはTwitter上にアップされますのでそちらを見てもらって、また「このチーム強そう!」という投票も行われる予定なので、ぜひ皆さんも投票してください。

ここでは私のフォーメーションとコンセプトを書きたいと思います。

 

 

フォーメーションはこちら

 

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個人的にJ2で4-2-3-1で勝負したいという思いがあるのと、同一チームから2人は獲得しないことをマイルールとして選びました。(イベントルールとしては同一チームで2人まではOK)

 

まず、GKは守田選手(松本)

今季は松本に移籍し、堅守を誇るチームの守護神として活躍していますので何とか獲得できて安心しました。ファーストチョイスは愛媛の岡本選手だったのですが、先にいかれてしまいました。Jクラブで違いの見せられるGKというのは少なく、皆さん悩まれたようです。

 

守備においては奪われてからゲーゲンプレスを基本としますが、そこで奪えない場合はDFラインを深めに設定します。WGの2人は守備時もプレスをしっかりこなせる選手ですし、攻守の切替えにも優れています。レアンドロ・ドミンゲス選手の両脇のスペースを消したいところです。CFの中島選手もパスコースを切って守備が出来る選手です。中盤でややボール奪取能力に欠ける所は否めません。シシーニョ選手が攻撃よりのタスクを担うことになるので、上田選手を守備的に配置することでバランスは取れると思います。 DFラインにはキャプテンシーを持つ選手を多く擁し、特に井林選手を中心によほどの大型FWと対峙してもフィジカルで劣るところはありません。ただ、裏抜けに弱いところがありますので、セットしての守備を基本とします。

井林選手はドラフト1位で自信を持って選んだのですが、他の参加者の中にはリストアップさえされてないこともあり、J2ドラフトの奥深さを実感しました。

 

セットプレーは上田選手の左足から中島選手、井林選手、細川選手と競り合いに強い選手が複数いますので、十分チャンスがあると見ています。

 

攻撃はシシーニョ選手とレアンドロ・ドミンゲス選手を中心に組み立てます。どちらも運べてパスも出せる選手ですので、この二人を縦のダイアゴナルに配置して、攻撃面で違いの生み出せる輪湖選手、為田選手を含めた左サイドを制圧していく形になります。

サイドの深いところまで攻められれば中には中島選手がいますし、そのこぼれ球にはゴール嗅覚に優れた三平選手もいます。サイドチェンジをして上田選手のアーリークロスなんかも面白いのではないでしょうか。

 

今回は岩崎選手や重廣選手を獲得することが出来ず、贔屓チームの選手を獲得できなかったのは残念ですが、やはり応援しているチームの選手が選ばれると嬉しいものですね。

今回獲得した選手のことを贔屓目で見ちゃうこともありそう。。。笑

 

プレミアリーグドラフト会議、J1ドラフト会議などなどあるそうなのですが、このJ2ドラフト会議を通じて多くの選手のプレーについてよく知るきっかけにもなりましたし、J2がますます盛り上がる原動力に微力ながら少しでも担っていければと思います。

 

では、また。

パッキング・レートを用いた日本代表戦レビュー 2018.10.16 ウルグアイ戦@埼玉スタジアム

 

みなさん、こんにちは。

 

随分と間が空いてしまいましたが、今回は10月16日に埼玉スタジアムで行われた日本対ウルグアイのレビューを書いていきます。

 

まず、両チームのスタメンはこのような形でした。

 

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日本は4-2-3-1というフォーメーション自体は継続したものの、パナマ戦から大迫と南野を除いて大幅にメンバーを入れ替えてきました。今回招集された中ではベストな布陣と言えるでしょう。それだけ勝ちにこだわったスタメンと言えます。

 

対するウルグアイスアレスが脚の不調(本当の理由は奥さんの出産に立ち会うためだとか。。。)で招集されず。インテルに所属するベシーノは直前にケガをしたことで急遽ペレイロがスタメン。また、韓国戦で1-2で敗れているもあり、流れを変えるためにデ・アラスカエタを起用したりとテスト色の強いメンバーとなりました。

 

 

さて、今回のレビューの着眼点はずばり、

 

「パスの出し手、受け手として貢献した選手は誰か」です。

 

ウルグアイ戦のメンバーの中で両SHの中島、堂安が優れたドリブラーであり、利き足と逆サイドにポジションを取っていることから、内に切れ込んでシュートや中の選手にパスを入れていくという特徴があるのは皆さんご存知の通りです。

また、長友や酒井の両SBに関しても欧州で長年活躍し続け、思い切りの良いオーバーラップによる攻撃参加を随所で見せてくれました。

両サイドでの質的優位という面では、強豪国相手でも十分通用すると思われます。

 

また、森保監督が就任してからまだ間もない状態であり、ぼんやりとは戦術的な狙いが見えているものの、試合の評価としては個人にフォーカスして今後の代表争いにつなげたいと考えました。

 

そこで今回、私は「パッキング・レート」という指標を用いて定量的にこの試合を分析したいと思います。

 

引用: www.footballista.jp

 

パッキング・レートとは、元ドイツ代表でもあるステファン・ライナルツさんが提唱したもので、5/15付日本経済新聞にもミネイロンの惨劇を題材にして取り上げられていますので確認していただきたいのですが、簡単に説明すると、

 

・1本のパスでどれだけ相手を飛ばすことが出来たか

(選手A→選手Bにパスを出して選手Bが前を向けた場合、3人の相手選手を通過したとしたら3ポイント、前を向けなかった場合は貢献度が下がり20%のポイントとなり3×0.2=0.6ポイントとなる)

・パスの出し手と受け手の両方にポイントが入る(パサーだけではなく、受けるのが上手い選手も評価される)

・ドリブルは抜いた人数×1ポイントとなる(同一ライン上にいた相手選手もカウントする)

インターセプトして味方に渡った場合もカウントする

・最終ラインDFを通過した数は「IMPECT」として簡易的に評価する(今回は対象外)

・守備時に相手チームにパスを通された数はディフェンスポイントとして評価し、オフェンス・ディフェンス両方の値を算出して優位に試合を進められたかを評価できる

 

引用:Youtube

 

ロシアW杯でベスト8に入ったチームは総じてディフェンスポイントよりオフェンスポイントの値が大きく上回っていたことが知られており、これをこの試合に当てはめてみました。

 

私自身初めての取組みなので誤差があることはご了承ください。

注意事項としては、

※CK、FK等ごちゃごちゃしたのはノーカウント(意図のあるもののみカウント)

※選手ごとに集計、ウルグアイの総計をディフェンスポイントとして集計

※中継映像を基に集計しているので、見切れたシーンについてはカウントしない

※小数点第1位まで

 

 

それでは、結果はこちらです。

 

 

総計

offense point:435.8(日本のパッキング・レート値)

defense point:301.2(ウルグアイのパッキング・レート値)

 

個人

98.4 中島

58.0 遠藤

49.2 酒井

37.0 堂安

36.6 大迫

34.2 吉田

29.6 長友

27.6 南野

20.0 青山

18.6 三浦

12.6 東口

12.0 柴崎

2.0   原口

 

 

結果は、日本のパッキングレート値が100ポイント以上高い結果になりました。森保ジャパンはボールを奪ったら素早く縦パスを入れて縦に早い攻撃を標榜しています。半年前にも聞いたようなスタイルですが、大迫のポストプレーや堂安、中島の間受けがウルグアイの2列目と3列目の間に再三供給された結果と言えるでしょう。

 

個人ポイント1位は断トツで中島となりました。長友をタッチライン際に張らせて自分は少し下がった手前のハーフスペースにポジショニングすることが多くみられ、質的優位から相手をかわして中へ切り込んだり長友へパスするシーンが多くみられました。

 

2位は意外?にも遠藤です。CBやSBも出来るユーティリティプレイヤーということで守備的な選手のイメージだったのですが、ボールの供給源にもなっておりベルギーでの成長が感じられます。後半は両CBの間に落ちてビルドアップの起点になったり、右サイドに流れて酒井、堂安と連携を取ったりと、浦和時代よりも確実に逞しくなっています。

 

3位はLSBの酒井。彼の上下動は素晴らしいものがありました。堂安とコンビを組んで間もないながらも、彼がボールをキープするとタッチライン沿いをオーバーラップする回数はすごく多かったです。また、後半ATのシーンを見返してほしいのですが、堂安の後ろをオーバーラップしたあとにペナ角のハーフスペースに位置取りし、ボールを捌く動きを見せたのです。SH顔負けの動きを見せてくれました。ちなみに長友は左足に自信があるのかそういう動きはあまり見せません。両SBの攻撃参加は若い両SHが思い切って仕掛けられる要因となったのは間違いありません。

また、酒井はSBの選手としては身長があり競り合いに強いという特徴があるので、ハイボールの際に競り勝つシーンが何度か見受けられました。大迫以外に狙い目を作るという意味でも重要なポイントです。

 

大迫はボールを受けるシーンは多々あったのですがゴールを背にしたプレーがどうしても多いですのでポイントは案外伸びず。

 

心配なのは柴崎です。途中出場の青山よりもポイントが少ない結果となってしまいました。ゴリゴリ守備チームのヘタフェにおいて出番を失っている柴崎は、ウルグアイ戦でコンディションの悪さがモロに出ていました。ウルグアイの第一プレッシャーがカバーニのみで、日本はCBのみで対応していたのでボランチがボールを受けに下りていく動きが少なかったのもあるでしょうが、それでも遠藤と比べここまで差が付くとは思いませんでした。青山よりもロングフィードの精度は良いと思うのですが、そのようなサイドチェンジや相手最終ライン裏を狙うパスもありませんでした。今回のスタメンは海外勢も出場機会のある選手が中心で、岡崎、香川等所属クラブで出番を失っている選手はそもそも招集されていません。まずはクラブで試合に出ることが先決で、その先にまたW杯のようなキラーパスを見られるよう今後に期待したいところです。

 

 

いかがだったでしょうか。

この試合の数値しか集計していないのでチーム間、個人間の相対的な評価をするにとどまりますが、ウルグアイよりも攻撃面で上回れた事は確かと言えるでしょう。

代表選手たちは自信にもなったでしょうから、アジアカップに向けてまた各クラブで活躍してほしいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

それではまた。