2019シーズンJ2第9節京都サンガF.C. VS ツエーゲン金沢レビュー~意図した攻撃とは違った想定外の2得点。~

 

皆さんこんにちは、ryuです。 

 

 

京都の桜もいよいよ散り始めるころ。

前節で5試合ぶりの勝利を挙げ、ここから勢いに乗りたい京都サンガと3試合連続完封勝利中のツエーゲン金沢との試合をレビューしていきたいと思います。

 

 

両チームのスタメンはこちら。

 

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京都は勝利した前節からメンバーを変えず4-3-3。勝利した次の試合はメンバーをほとんどいじらないという王道を行く中田監督。

対する金沢は前節より2人変更して4-4-2。小松、クルーニーの同型FWは大型でフィジカルと裏抜けを併せ持つタイプだけに注意が必要です。

 

 

<強みになっている左サイド>

京都は試合開始からボールを小気味よく回しながらゲームの主導権を握ります。金沢は前節の千葉戦ではある程度自陣に引いての守備をしていましたが、この試合ではクルーニーが割と高い位置からプレスをかけていました。ただ、あまり前からのプレスは練習していないようでその後ろの選手がついていってなかったので本多、安藤の2人でうまくファーストプレスをかわしていきます。

 

中田サンガの強みである左サイドの崩しで前半早々にチャンスを演出します。

こちらは前半2分30秒前後のシーン

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ルーニーがCBにプレスに来たところをかわして左サイドに展開。黒木から小屋松にボールが入り、小屋松がボールをキープして黒木がインナーラップしたところにパス。

試合開始直後ということもあり金沢の中盤の選手は金久保や庄司を誰が見るかというところを決めきれず、2人をフリーにします。

重廣や一美は背後に走り中盤とDFラインのスペースを創出します。

そのスペースに黒木が走り込み、フリーの庄司、金久保はパスを繋いで走り込んだ黒木へ。

一度ははじき返されるものの、その後宮吉の決定機へと繋がりました。

ボールを保持しているときに金久保や庄司が下がってボールを受けるのに対し、重廣は再三裏抜けを狙っており、特に左サイドへの飛び出しは効果的でした。

また、黒木が偽SB的な役割をこなして今の京都にマッチしているのは特筆すべきところです。4バックになり、ビルドアップ面でより一層彼の良さを出せる展開になりました。

 

そのあとも前半を通して幾度となくチャンスを作り、金沢にこれといったチャンスを作らせず。

これまでしばらく3バックをしてきた中で、相手が前から数的同数でプレスに来られている時は上手くボールを回せずリズムに乗れない試合がありました。ただ、この試合ではクルーニーが前から来るのみで2CBで数的優位を保てていたため、前節のシステム変更後の栃木戦同様容易に相手ファーストラインを越え、相手陣内で攻撃を進めることが出来ました。

金沢がボールを持った際も、一美が真ん中へのパスコースを切りながら金久保などがボールホルダーへアタックすることによりクルーニーへロングボールを蹴らせ、それを本多が競り勝つことで押し込まれるようなシーンはほとんどありませんでした。オバケ級の跳躍力を誇る本多がクルーニー、小松に対して競り合いで優位に立つというのは金沢にとって想定外だったのではないでしょうか。

また、仮に自陣深いところで相手にプレッシャーをかけられても、一美がいることにより彼めがけてロングボールを選択。より安全な選択を出来るようになったところにもチームとしての成長が感じられます。

 

先制点のシーンでは、スローインからワンタッチで相手をいなしながら中にいたフリーの金久保によるものでした。シュート自体はラッキーゴールですが、相手の中盤が金久保をフリーにさせているシーンは前半かなりありましたので、それが見事にゴールへ繋がりました。

 

前半は文句無しと言っていい内容で折り返します。

 

 

 <後半に入り庄司の脇を狙われる京都>

後半に入り、相手の出足が良かったこともあり入りが悪くなってしまった京都。ボールを繋げない時間が続きます。

金沢のプレスの方法も単純にクルーニーが一人でプレスにいくのではなく、ボールホルダーに対して受け渡しをしながらSHの選手なども前からプレスをかけてきました。

 

私が気になったのは52分、53分と金沢のビルドアップで立て続けに2列目を突破されたシーン。 

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守備時の京都は4-4-2となり、一美がファーストプレスにいきながら相手が横パスした際はボールホルダーに金久保か重廣がプレスにいきます。金沢は一度左サイドにボールを振って金久保を釣りだした後に右サイドでやり直しをして次は重廣を釣りだします。そこでアンカーの庄司の左のスペースが空き、そこにボールを送り込み2列目を突破されました。

5-4-1で守備をしていた時は最終ラインが5枚いたのでライン間に位置している相手選手に対して一人がプレッシングにいけましたが、この試合では最終ラインが4枚であったためライン間の選手を捕まえることが出来ませんでした。

小屋松がしっかりパスコースを切っての守備をするか、庄司-金久保-宮吉のラインがスライドして対応すべきところですが、彼らはいずれも攻撃面で違いを生み出せる選手たちであるため、まだ守備の統一というところではチームとしてまとまり切っているとは言えません。

庄司も前節まで5-4-1ブロックの際に相手の最終ラインまでアタックするタスクが多く課せられていた為に、相手のライン間の選手に対応する意識が希薄だったように思います。

この試合では金沢のSHの選手による質的優位性がそこまで高くなかったので失点につながるシーンはなかったものの、クロスからの失点が多いことを鑑みて、セットした状態での守備のやり方をどう改善していくのかは今後の課題となるところです。

 

ただ、金沢の攻撃が京都の守備組織が機能不全になるほどではなかったので、お互いにチャンスが生まれる展開が続きます。

京都は追加点が奪えるチャンスが多くあったのでどれか決まっていればだいぶ楽になったのだろうと思うのですが、なかなかゴールネットが揺らせません。

 

逃げ切り体制に入るかと思われた後半38分。

バックパスをトラップミスした本多のボールを奪われ、そのシュートは清水がナイスセーブをして防いだものの、その後スローインからのクロスを押し込まれ失点、同点に。

嫌な時間帯で失点したことで相手の勢いを加速させてしまい、その後もシュートを打たれる展開に。

またもや引き分けかと覚悟もしたのですが、金久保と交代した仙頭がファーストタッチでPKを獲得!

PKを貰った仙頭自身が落ち着いて決めて勝ち越し!

そのままで、2-1で試合終了となりました。

 

 

<試合を終えて>

 ホームで久々の勝利によりシーズン2回目の連勝を達成し、4勝3分2敗で順位は7位に浮上。首位とも4ポイント差に縮めました。失点が数試合続いているのはいただけませんが、ここ2試合は複数得点で勝利出来ています。

 ポジティブな点として、しっかりボールを保持しながら相手のペナルティエリア内に侵入する回数が増えているところです。この試合でもよく見られたように、金久保、宮吉、重廣辺りのワンタッチプレーによる崩しはかなり練習している事が窺えます。一度ボールをサイドに散らしてから少ないタッチ数で中央突破しようとする姿勢や、小屋松の質的優位を生かしたアイソレーションは相手に脅威を与えています。

一方ネガティブな点としては、未だ2点リードした試合が無いことからもわかるように追加点が奪えていない点です。今日も再三のチャンスがありながら追加点が奪えませんでした。後半になるとどうしても相手のプレスに構えてしまいボールを保持する時間が少なくなってしまっています。結果、耐えきれず失点にも繋がっています。中田サンガのボール保持は被攻撃回数の少なさにも表れていますのでここからさらにクオリティを上げてほしいところです。

 

 

勝って試合の反省を出来るのはとても幸せなことです。

ここから昇格争いに絡んでいくためにも更なる連勝を期待しましょう。

 

 

 

では、また。

2019シーズンJ2第3節京都サンガF.C. VS アビスパ福岡レビュー~中田サンガはカメレオン?3試合目にして早くも見せたプランB~

 

みなさんこんにちは、ryuです。

 

Jリーグが開幕して3節が終了。段々とチームのスタイルが見えてきた頃ですが、我らが中田サンガはと言うと、

第1節:対新潟 0-0 引き分け

第2節:対鹿児島 2-1 勝利

第3節:対福岡 1-0 勝利

 

近年稀にみるスタートダッシュに成功!

シーズン序盤から躓きJ1昇格争いに加われないモヤモヤを吹き飛ばすような戦いぶりを見せてくれています。

今回は第3節にして早くもプランBのシステムを使ってきた3月9日(土)アウェーのアビスパ福岡戦レビューをしていきたいと思います。

 

両チームのスタメンはこちら。

 

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(田辺選手19番です。。。)

 

サンガは第1、2節では4-3-3で最終ラインに冨田-上夷-宮城-黒木の2CB+2SBでしたが、この試合では冨田の累積警告による出場停止の影響もあってか最終ラインをガラッと変えてきました。(宮城、牟田といった主力が怪我か体調不良なのも大きく影響していると思われる。。。)

CBに本多、闘莉王、安藤のいずれも初先発のベテラン勢を置き、WBは左に黒木、右に石櫃とこちらも経験のある選手を起用。アビスパは両SBが高い位置を取り深い位置からのクロスを多く上げることを特徴としていますので、守備時に最終ラインを5人にすることでそれを防ぐ意図があったと思われます。

前線の選手の役割はほぼ変わっていませんが、今回WBがいることによって小屋松、中野の両WGがどこにポジショニングして攻撃していくのかは注目ポイントとなりました。

CFの宮吉に関してはこれまでIHがいた位置よりも味方が遠くなるので、重廣辺りとの連携でギクシャクしないかという所に注目しました。

 

一方アビスパ福岡はCBの大型新人の三國ケネディエブスが負傷したということで最終ラインを少し変更。實藤がCBに入って石原が右SBになったことでの変化を気にするのと、CFにこの試合では石津が入ったのでクロスからのヘディングではなく、ミドルシュートも気を付けるべきポイントでした。

 

 それでは、いくつか気になるポイントを図を使いながらレビューしていきます。

 

 

<守:5-4-1ブロック>

 

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(田辺選手19番です。。。すみません。。。)

 

この試合のセンターバックは本多-闘莉王-安藤の3人だったわけですが、これが非常に効

果的に機能していました。

本多については昨シーズンまで左SBを務めることが多かったわけですが、この試合ではCBの左として良い働きを見せてくれました。石津や城後にロングボールを入れようとしてもしっかりとヘディングで跳ね返すことが出来ていました。彼は身長は172cmとそれほど大きくないのですが、CKからヘディングシュートを決めるなど驚異的な身体能力を武器に大柄な選手相手でも競り勝つことが出来るのです。この日も城後選手相手にほぼ競り勝ってましたからね。攻撃参加時のスムーズさでいうとこの日得点を決めた黒木に比べると劣る面があるので、今の京都の左SBとしてのタスクをこなせるかは微妙なところですが、3バックを採用する際の戦力として計算できる目途が立ったのではないでしょうか。

アビスパの石津が裏抜けというより降りてきてのボールさばきやミドルレンジからのシュートに終始していたので、ディフェンス陣にとっても守りやすかったと思います。

闘莉王、安藤についてはさすがの安定感で特に危ないシーンは作られませんでしたが、果たしてこれが強力な大柄助っ人相手に封じ込めるかはまだ未知数なところです。

 

一列前の4枚は小屋松-重廣-庄司-中野が並ぶ形で、相手ボランチのウォン・ドゥジェや鈴木にボールが渡らないようにケアしながら、場合によっては重廣や庄司が相手CBまでプレスする形を取っていました。スペースを埋めるというよりはボールホルダーへのアタックを基本としているので重廣の運動量が大きな武器となっています。庄司は前節のようにアンカーの位置ならばそういったスプリントは少ないのですが、この日は何度か篠原や實藤にプレスにいっていました。結果としてそこで相手にロングボールを蹴らせ、それを最終ラインで跳ね返すことが出来ていたので狙い通りだったと言えます。

 

 

 <攻:重心が後ろ寄り>

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一方、攻撃時は3CBがボールを一旦保持し、主に闘莉王からの縦パスがスイッチとなり攻撃をしていましたが、相手のファーストプレスは石津1人のためどうしても後ろが重めになってしまい、石櫃や中野にパスをしても中盤で潰されるシーンが多々ありました。それでも相手の最終ラインの背後を狙ったロングボールを時折混ぜることで繋ぐだけではなく、長いボールもあるんだぞというところは前節同様示していました。宮吉はトラップが絶妙に上手いので、長いボールが収まることで重廣や小屋松が思い切って走れるというのもあると思います。

重廣はこの試合ではシステム上ではボランチでしたが、攻撃時には上図のように最前線へポジショニングしていることも多く、ハーフスペースでボールを受ける意識を高く持つようにと相当に叩き込まれていることが想像できます。この試合でも宮吉と良い連携からゴールに迫るシーンが多くみられ、攻撃時においてはこれまでの試合と大きな役割の違いは見られませんでした。

中野に関してもボールを受けるために下がりつつ中に切り込んで攻撃のリズムを作る動きを見せ、ドリブラーというよりは堂安寄りというか深く切り込んでのクロスではなく、中で相手を揺さぶりながらシュートというタスクを求められているのでしょう。石櫃との連携でどうしてもちぐはぐなところが見受けられたのはしょうがないでしょう。

 

<ボール保持を生かしたゲームの締め方>

80分以降は試合をリードしていたこともあり無理に攻撃を仕掛けることはなかったのですが、相手の攻勢に受け身になるのではなくしっかりとボールを保持して時間を使うことに成功しました。これまでのサンガはリードしていても終盤に押し込まれて追い付かれたり、逆転を許したりと詰めの甘さから勝ち点を落とす試合が幾つもありました。しかし今年は違います!しっかりと試合を締めることが出来るのです。

開幕戦のように同点の場面でボールを単純に放り込まないことでじれったく思うこともあるでしょう。しかし今年のサンガは単純なクロスに頼ることなく、相手のディフェンスラインを崩し切ることを狙っていますので、スタジアムで放り込めー!とかクロス入れろー!とかいうヤジはナンセンスと言えるでしょう。

中田サンガのやりたいサッカーをもっともっと理解して、良い雰囲気のスタジアムを作っていきたいですね。

 

<次節に向けて>

次節は3/17(日)柏レイソル戦となります。

因縁のGMやら15番やらいますので勝ちたいと思っているサポーターは多いでしょうが、レイソルはJ2とは思えない選手を多く擁しており、間違いなく強敵です。

オルンガ、クリスティアーノ、瀬川、江坂とかチート級ですからね。相手に多くシュートを打たれるのは覚悟しなければなりません。ビルドアップのところでイージーなミスからボールを失うシーンが何度かありますので、これをレイソルの選手相手にしてしまうとショートカウンターからの失点は容易に想像できます。。。

 

とはいえ、私は今シーズン初の西京極へ行く予定ですので、非常に楽しみです。

 

宮城、牟田といったDFの主力組がTMに出ていないのは不安要素ですので、特にDFラインの選手起用はひとつ注目ポイントになるでしょう。

前節のように4バックに戻すのか、それとも引き続き5バックでいくのか。

私の考えとしては左WBに冨田、右WBに黒木でいくのではないかと思っています。石櫃の右足は今のサンガに求められているものではないと思うので。。。

 

シーズン序盤で2つのシステムを使い分けることが出来るメリットを生かして、相手の良さを潰すサッカーがこれからも見せていってほしいです。

策士の中田サンガにこれからも注目です!!

 

 

では、また。

京都サンガF.C.2019シーズンプレビュー(スタッフ編)

皆さんこんにちは、ryuです。

 

 

 

これまで3回に分けて行ってきた2019シーズンプレビューもいよいよ最終回です。

監督、スタッフ、フロント、全てがガラッと変わりましたので新たな気持ちでシーズンを迎えてほしいです。 

 

 

監督:中田 一三 45歳(→FC.ISE-SHIMAクラブアドバイザーより新任、S級ライセンス

 

コーチ:ゲルト・エンゲルス 61歳(→神戸ヘッドコーチより新任、S級ライセンス

 

コーチ:實好 礼忠 46歳(→G大阪U23監督より新任、S級ライセンス

 

コーチ:佐藤 一樹 44歳(→FC東京U18監督より新任、S級ライセンス

 

コーチ:佐藤 尽 44歳(A級ライセンス)

 

GKコーチ:富永 康博 38歳(→ファジアーノ岡山GKコーチより新任、B級ライセンス)

 

代表取締役社長:伊藤 雅章 60歳(→京セラ総務人事本部副本部長等より新任)

 

スポーツダイレクター:野見山 秀樹 43歳

 

 

 

新しく監督に就任した中田 一三氏は、FC ISE-SHIMAで監督などを務めていた経験(後に総監督に)はあるものの、Jクラブは初の指揮。ことごとく監督選びで失敗しているサンガであるが、またしても博打を売った格好に。

 

監督就任してからSNS等でかなり世間を賑わせている13氏。

 

引用:日刊スポーツ

匿名掲示板でのやりとりを切り取ってTwitterで苦言を言ったり

 

引用:京都新聞

チームとしての具体的な数字は言わないが、開幕戦は2万人来てほしいと発言したり

 

引用:京都新聞

石櫃を左WB、庄司をリベロとして起用してみたり

 

引用:footballista Web

SNS監督」として紹介されたり

 

引用:Twitter

ぜひ、フォローを。笑

 

このやり方で結果が出るかどうかというのは正直誰も分からないので、ピッチ上で起こっていることに対する評価はこれから我々サポーターが適切にやらなければいけないことではあると思います。短期的ではなく。

一方、ピッチの外で起こっていることに関する内容に関してはこれまでの監督とは違うので期待している面もあります。

SNSについては一部の面だけを見すぎているのでは無いかとも思えるところもあり、負けが込んで中傷された際に炎上してしまうリスクが大きいのは確かです。ただ、私の理想は結果に関係なく試合が盛り上がること、チームが応援されることです。それを追求するためにSNSを使った発信は新たなファンを獲得する可能性を大いに秘めていますし、開幕戦で2万人に来てほしいという発言は私は好感が持てます。

閉塞感の漂う西京極を彼の力でパッと明るくすることが出来れば、新スタジアムへの機運も高まるはずです。

 

ゲルト・エンゲルス氏はかつてサンガのJ1時代に率いていた監督で、2001年のJ1昇格、2002年にはパク・チソン松井大輔などを擁して天皇杯優勝などの実績を残しています。昨年は神戸のヘッドコーチとして10年ぶりのJ復帰。

監督がJ初采配の中田監督ですので、エンゲルス氏の豊富な経験と実績はチームを安定させる上で大いに生かされるものでしょう。

 

實好礼忠氏はG大阪のユース、U-23などを率いていた人物で昨年は宮本監督がトップの監督に就任してから、U-23の監督を務めていました。G大阪で育成年代や若手チームを率いていた経験を元に、サンガにも若手選手はたくさんいるので才能を伸ばしていってほしいです。ゆくゆくはどこかのJクラブトップチームの監督を狙っていることでしょうから、ここで指導者としても箔を付けたいといったところでしょうか。

 

佐藤一樹氏は昨年までFC東京U-18を率いていた人物で、プレミアEAST優勝等の実績も残しています。

引用:Number Web

 

Jトップチームでの指導実績を作るためにサンガに来たという面もあると思われます。實好氏同様いずれはJトップチームの監督を狙っているでしょうから、若手とベテランの融合にもチャレンジしてほしいです。

 

 

監督に加えて、エンゲルス氏、實好氏、佐藤一氏のS級指導者3人体制で今シーズンを戦います。4人もS級ライセンスを持った指導者が集まるのは他クラブでは聞いたことがありません。ヘッドコーチでもS級持っていないチームも多いですから。

センターフォワードセンターバックに若干の不安を抱える陣容ではあるものの、選手の伸び代を最大限生かすチーム作りをしたいというのが感じられます。

クラブ説明会でもコーチにお金をかけたと伊藤社長も発言されていました。

監督が明確な戦い方を持って貫けば、優秀なコーチ陣に導かれ、選手たちは必ず大きく躍動してくれるはずです。

 TMの内容を見ていると、本多がサブ組だったり、センターフォワードのところで4人が争っていたり、サイドの選手も毎回組合せを変えるなど良い競争が出来ています。昨年レギュラーだった選手たちで今年もポジションが安泰だといえる選手は庄司選手くらいではないでしょうか。

序盤はある程度パスを繋いでいくサッカーを目指すでしょうから、ビルドアップ時のポジションバランスに注視していきます。

ここ2年のサッカーとは大きく変わる可能性が高いので、いきなりチームとして結果が出ることは無いかもしれません。しかし、まずは近年の不穏な西京極の空気を打ち破るような選手が闘い抜くサッカーを期待しています。

 

 

シーズン開幕まで2週間を切りました。

今シーズンもサッカーが観られる歓びを感じながら、毎試合しっかり応援していきましょう。

 

 

では、また。 

京都サンガF.C.2019シーズンプレビュー(サイドアタッカー/センターフォワード編)

皆さんこんにちは、ryuです。

 

 

 沖縄キャンプでは服部、福岡がインフルエンザにかかったり、庄司が3バック中央を務めたりと色々と起こっているようです。

TMでの失点の多さも気になるところですが、メンバーもまだ分かりかねるところも多いですから気にしないでおきます。

ブログを書きながら、開幕まで静かに待ちたいと思います。

 

 

今回は前線の選手をプレビューしていきます!

(下のポジションはかなり適当です)

 

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-ウイング/サイドハーフ-

11 湯澤 洋介            28歳

20 ジュニーニョ        24歳(→FC大阪より完全移籍)

22 小屋松 知哉           23歳

32 上月 壮一郎        18歳(京都U18より新加入)

39 エクスデロ競飛王 30歳

 

湯澤選手は 自慢のスピードを武器に相手を抜き去るプレーを得意とするプレーヤー。相手との距離を詰めて抜き去るというよりは、相手SB裏のスペースに向かってパスを出した方がいきるタイプです。足元の技術に劣るのにセントラルハーフをやらせていた昨季の起用法は謎ですが、やはり左サイドでの起用が基本となるでしょう。

小柄な快速系アタッカーは多く在籍しているので、レギュラー争いは熾烈な争いに。

 

ジュニーニョ選手は豊富な運動量と抜群のスピードでピッチを駆け回るプレーヤーです。湯澤選手同様に足元の技術の点で少し物足りないところはあるのですが、それを補うだけの献身性を持ち合わせています。昨夏の加入当初はプレー強度が上がったせいか足を攣らせるシーンが何度かありましたが、それも幾分か改善されたように感じます。(今シーズンも夏場は要注意)

今季は外国籍選手が少ないので出場枠での縛りはないので(新潟は7人も外国人いるんだとか)、動きすぎるとポジションバランスを崩してチームとしてスペースを空けてしまう点を改善できれば大きな戦力となってくれるでしょう。

 

小屋松選手は昨シーズンは中盤に出番を失うことがあったものの、終盤戦では再び出番を得て、チームに欠かせない選手であることを照明してくれました。

ボスコ政権ではウイングバックを務めることもありましたが、さすがに守備のタスクを多くこなせる選手ではないので、右SHか右WGが適正ポジションかと。左もそつなくこなしてはくれます。

上下のアップダウンを繰り返す運動量もあるので頑張りすぎる一面もあり、前後左右の選手とのユニットで働かせすぎないようにしたいところ。

 

上月選手は各世代別代表の常連で、左サイドを鋭く攻め上がりチャンスを演出するプレーヤー。個人的に勝手に京都のペリシッチインテル)と呼んでいます。(背高いし笑)TMで脚を痛めたらしいので、開幕スタメン争いからは一歩後退ですが・・・ユース上がりの選手なのでここは焦らずに。

ロシアW杯の時に右SBの酒井宏樹選手がGKからのロングボールに競り勝って日本ボールになるシーンが多々あったので、上月選手の高身長はそういう使い方も出来るんじゃないかと思います。サイドは小柄な選手多いので。

 

昨年は10番を背負ったエスクデロ競飛王選手は、夏にKリーグ1部蔚山現代へのローンを経て復帰。一部報道では減棒を受け入れるとも言われており真偽の程は分かりませんが、闘莉王選手と並ぶ高年俸選手だけにギリギリまで契約交渉は難航しました。

残ってくれたからには2016年シーズンのようなドリブルからのゴールがまた見たいですし、練習から声を出してチームを鼓舞してくれる選手なので良い影響を与えてくれそうです。左右のウイングかトップ下で再び彼が輝けるか注目です。

 

 

  -センターフォワード-

13 宮吉 拓実    26歳(→北海道コンサドーレ札幌より完全移籍)

19 大野 耀平 24歳

23 一美 和成 21歳(→G大阪より育成型期限付移籍

33 服部 航平 18歳(→京都U18より新加入)

 

宮吉選手が帰ってきました。4年振りです。広島、札幌では度重なる怪我もあって結果が出ず、2列目で使われることが多かったのも本人にとっては不本意だったと思います。一番前線でゴールを決めたい想いはかなり強く持っているでしょうから、2トップの一角かセンターフォワードとして起用されるのでしょう。競り合いに強いタイプではないのでパスの供給源がいることが彼が輝ける必須条件。昨年よりもパサータイプは増えたので期待しています。彼の活躍なくしてJ1昇格は有り得ないですから。

13番のユニフォームも購入しました。応援する準備は出来ています。

 

大野選手は2年目の昨季もコツコツと出番を得て結果を残しつつあります。身長の割りに競り合いに強くないのがターゲットとして狙いづらいところではあるのですが、ゴールに対する嗅覚は優れていると思うので、FWの層が薄い今季も出番はそこそこありそう。タイプの近い一美選手とのポジション争いとなるでしょう。

 

一美選手はG大阪より育成型期限付き移籍で京都へ。先日のアジアカップでも大活躍した大迫選手(ブレーメン)のようにボールを収めることが出来る選手で、前線から身体を張ったプレーをする選手とのこと。J3では結果を残してきているので、J2の舞台でここ2年はボールを収められる選手が闘莉王選手くらいだったので、彼が入ることにより流動性の高い攻撃が見られることに期待しています。センターフォワード不足は明らかなので、一美選手にかかる期待は大きいです。ぜひ京都の地で覚醒を。

 

服部選手は、昨年プレミアWESTで得点王に輝いた選手。相手DFの背後を取るのが上手なプレーヤーで、宮吉選手の背中を見て学ぶことは多いのではないでしょうか。

 

 

-どこで使うん枠-

4 田中マルクス闘莉王 37歳

 

京都のボスは契約更新。2017シーズンは15得点したものの、昨シーズンはコンディションが余りに悪く夏場には深夜のメディア出演をする等W杯イヤーを満喫。後半戦では復調しFWとして出場したものの、やはり運動量の無い選手を使うほどウチに余裕は無いので。。。

劇薬として負けている時の前線投入か、勝っている際の守備固めでの起用をお願いします。アンカーはだめだよ・・・

 

 

 

ではまた。

京都サンガF.C.2019シーズンプレビュー(ボランチ/インサイドハーフ編)



 皆さんこんにちは、ryuです。

 

アジアカップ準決勝興奮しましたね。

大迫選手がスペシャルワンであることはもはや誰も疑うことは無く、冨安選手がアズムン選手を完全に抑え切ったことも大きな収穫だったと思います。

ああいうヒリヒリとした緊張感のある代表の試合に京都サンガの選手が躍動してくれる日が来ることを目指して、微力ながらチームの記事を書きながら盛り上げていきたいと思います。

 

 

 

 

さて、前回の記事では京都サンガの2019シーズンプレビューDF編を書きました。

今回はボランチインサイドハーフ編です。

 

編成が4-3-3なのか、4-1-2-3なのか、4-4-2なのかまだ分からないところもあるのですが、TMでは4-3-3を試しているということで、とりあえずこれでいきたいと思います。

 

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ポジションはかなり悩みまして、今の段階で最適解は見つけられないのでとりあえずの配置にしています。

 

<MF>

-ボランチ(アンカー)-

10 庄司 悦大 29歳(→仙台より完全移籍)

18 望月 嶺臣 24歳

31 福岡 慎平 18歳(→京都U18より新加入)

 

昨年夏に加入し、不動のボランチとして中盤に落ち着きをもたらした庄司選手が完全移籍にて今季も京都の一員として戦ってくれることに。ボスコ政権では自分の上をボールが行き交うサッカーでも腐ることなく割り切って戦ってくれましたが、後ろから攻撃を組み立てるサッカーを標榜している様子の中田監督にとって、今季完全移籍での加入となったことで大きな戦力となってくれることは間違いありません。

彼の攻撃面での良さを生かすのならば、ボランチの相方にボール奪取力に優れた選手を隣に置くか、ワンアンカーなら1列前に運動量豊富でプレスバックも可能な選手を置く必要があります。彼を基点に攻撃を組み立てられるか、彼の両サイドのスペースを埋める守備が出来るか、に京都の命運は懸かっていると思います。10番を背負った庄司選手とユニットを組むのは誰か大注目です。

 

望月選手は、ボランチの手薄なウチでもなかなか定位置を確保できずに2年が経過。世代別代表で10番を背負うなどプロ入り前から期待されていた選手であるものの、伸び悩んでいる感は否めません。

年々ライバルが増えていっているポジションだけに、まずは守備での貢献でアピールし、パス出しのところを伸ばしていけるか注目しています。

 

福岡選手は、ハイレベルな選手が揃っている「'00ジャパン」で主将を担っていた逸材で、満を持してトップ昇格。

 

引用:Number Web

 

2017年に行われたU-17W杯では、マンチェスター・シティで徐々に出番を得ているフォーデン選手等多数のタレントを有するイングランド代表に惜しくもPKで敗れた(イングランドは優勝)ものの、そこで得た経験値は計り知れないものがあった様子。

前述した庄司選手とは違いボール奪取力に優れた選手なので、カンテやブスケツのような選手になってくれることを期待しています。

プレミアWESTではあと一歩のところで優勝を逃すなど、悔しさも多く味わっている選手なので、ぜひトップでは大きな結果を残してほしいです。

 

 

 

-インサイドハーフ/トップ下-

7   レナンモッタ 27歳(→ブラジル2部フィゲイエンセFCより完全移籍)

8   重廣 卓也    23歳

14 仙頭 啓矢    24歳

29 中野 克哉    22歳(→関西学院大より新加入)

41 金久保 順    31歳

 

レナンモッタ選手はブラジル2部より加入した選手で、スピードを生かしたドリブルとパス出しにも優れた選手とのこと。

引用:Youtube

 

この手の動画は良いシーンのみを切り取っているのでなんとも言えないものの、動画を見る限りでは中よりのポジションでのプレーが良いように感じます。開幕してからプレーを観るのが楽しみです。

 

重廣選手は本来ボランチの選手ですが、彼の運動量や攻守にわたる献身性はインサイドハーフでも生きるのではないかと常々思っています。2ボランチならば庄司選手の相方でも良いと思うのですが、止める蹴るといった技術に少し物足りないところがあるのでワンアンカーとしては起用し辛いからです。

フィジカルが整えば攻守双方で大きな飛躍を成し遂げてくれる選手であると確信しています。

 

仙頭選手は契約更新が遅くドキドキしましたが、無事に更新してくれました。加入した頃の韓流スタイルはどこかへ消え、凛々しい顔つきへと変わっていっています。ここ2年はサイドハーフでの起用が多いですが、もう少し味方の選手が近いところでプレーした方が彼の特徴が生きると思います。大学時代はFWだったようですが、決定力よりもアシストのところの方が輝けるでしょう。同タイプの金久保選手等ライバルが増えたので、レギュラー争いは厳しいものになるでしょうが伸びてほしい選手の一人です。

 

中野選手は関西学院大の10番を背負っていた選手で、スピードに乗ったドリブルや足元の技術に優れたレフティー。得点に対する貪欲さも強く、積極的にゴールを狙える選手です。

TMで早速ゴールを決めたりと、既にプレーを見られたサポーターの中でも期待できるとの声が多く聞かれます。使いどころはまだ分かりませんが、インサイドハーフか代表での堂安選手(フローニンゲン)のように右サイドから中に切り込むプレーも見てみたいです。

 

金久保選手は昨年夏に加入して以来個人的に好きな選手で(シーパス特典のポストカードが金久保選手でした笑)、ゴールに対する貪欲さこそ薄いものの、J1で100試合近くプレーしていただけあり、止める蹴るの技術はチームの中でも高いものがあります。

昨シーズンはその基本的な技術の高さを買われボランチでの起用が多かったですが、攻撃面での違いを見せられるので、インサイドハーフやトップ下での起用を見たい選手です。年齢もあり運動量に劣る面をポジショニングでカバー出来るかが活躍の鍵を握るでしょう

 

 

次回のウイング、センターフォワード編に続きます。

 

では、また。

京都サンガF.C.2019シーズンプレビュー(GK、DF編)

 


皆さんこんにちは、ryuです。

 

アジアカップもいよいよ準決勝へ。

前評判の高いイランとの試合が待ち受けていますが、Jリーグの方も開幕まで1ヶ月を切ったと言うことで2019シーズンのプレビューをしていきたいと思います。

 

サンガタウンでの練習見学やTMを見たわけではないのですが、DFラインについては編成から4バックと予想されるので、各ポジションのスタメン争いを展望していきたいと思います。

 

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<GK>

1   加藤 順大 34歳(→大宮契約満了後)

21 清水 圭介 30歳

34 若原 智哉 19歳

 

GKについては誰が開幕スタメンを勝ち取るのか本当に分からないほど良い選手が揃っています。

昨シーズンは清水選手が前半戦はゴールを守っていましたが、監督がボスコに代わってからはチームの雰囲気を変える意味でも若原選手がスタメンの試合も増えました。

彼ら2人に共通するのは抜群のシュートストップ。スーパーセーブで何度も救われました。ただ、足元の技術については少し劣るところもありますので、これについては若い若原選手の成長に期待したいです。

また、U-20W杯を狙う若原選手にとっては同世代に大迫選手(広島)、谷選手(G大阪)といった優れたGKがいますので、良い刺激になっているのではないでしょうか。ここ最近は国際試合でベンチを温める試合が多くなっていますが、腐らずに良い準備をしてぜひとも国際舞台で活躍する姿を見せて欲しいところです。

 

新加入の加藤選手は昨シーズンは出場試合ゼロに終わりましたが、J1での試合実績も多く、またチームメイトと早速ご飯に行くなどチームに溶け込んでいる様子で、ムードメーカーでもあります。

 

この3人が高いレベルで切磋琢磨することで、京都のゴールは誰が出ても安心できると言えるでしょう。

 

 

<DF>

-左サイドバック-

5   黒木 恭平 29歳(→鹿児島より完全)

6   本多 勇喜 28歳

28 冨田 康平 22歳(→早稲田大より新加入)

 

このポジションにも良い選手が揃いました。ここ近年は本多選手が絶対的にポジションを守り続けていましたが、彼は調子の好不調の波が大きく、殊勲の体を張ったブロックをしたかと思いきや簡単にはがされ相手にクロスを上げさせられる場面もありました。昨年夏に黒木選手が加入してからは、練習から良い競争が出来るようになったようでそういう場面も少なくなりましたが。

 

黒木選手に関しては今シーズンよりJ2に昇格する鹿児島から夏にレンタルという形でしたので、てっきり戻るかと思いきや完全移籍での加入に。最終節の讃岐戦は現地で彼のプレーを見ましたが、安定した守備を見せていましたので今年も残ってくれるのは嬉しいです。(ボスコも褒めてた笑)

 

新加入の冨田選手は既存の2人よりも上下の運動量に優れ、どちらかというと攻撃的な選手です。ただ、あくまでディフェンダーということもあるので、まずはディフェンス時のポジショニングと相手選手へのプレスのかけ方はしっかり学んで欲しいところ。第30節甲府戦後半ATにPKを与えてしまった悔しさがあるでしょうから、その借りを返すのはぜひピッチ上で。

 

 

-右サイドバック-

2   磐瀬 剛  23歳

16 安藤 淳  34歳(→愛媛FCより完全)

30 石櫃 洋祐 35歳

 

こちらも近年は石櫃選手が絶対的にポジションを守ってきたポジション。35歳とは思えない運動量で攻撃参加し、右足の正確なクロスで幾度と無くチャンスを演出してくれましたが、やはりこちらも本多選手同様守備面で難があり、サイドにドリブルの得意な選手が相手だと簡単にはがされ失点へ繋がるケースが多くありました。

 

6年ぶりの京都復帰となる安藤選手はかつての主将を務めた経験もあり、DF陣を引っ張っていく役割が求められます。CBも出来ますが、編成を見た感じ右SBでレギュラーを争うように見受けられます。

 

磐瀬選手は今年がラストチャンスでしょう。ベテラン勢2人よりも守備面で優れているところをアピール出来ないと、ベンチ入りすら怪しくなってくるように思います。1列前も出来るユーティリティ性を生かして何とか生き残って欲しいところですが。 

 

 

-センターバック-

3  宮城 雅史 28歳

17  牟田  雄祐 28歳

24  増川 隆洋 39歳

25  上夷 克典 22歳(→明治大より新加入)

26  下畠 翔吾 26歳

35  江川 慶城 18歳(→京都U18より新加入)

 

昨シーズンのキャプテンでもありチームの為に涙まで流して戦ってくれた染谷選手が柏レイソルへ移籍。15番を背負った彼が大きな存在だったことは確かですが、ズルズルと下がってしまう最終ラインを高く保つためにも血の入替えは必要だと思うこととしましょう。

 

守備の要となるのは牟田選手。昨シーズンやっと戦力として計算できるまでに復調してくれました。彼がいるとディフェンスラインは比較的高く設定できるので、相手に簡単にボックス内へ侵入されることは減ると思います。もう少し声を出して引っ張ってくれるようになれば良いのですが、そういうタイプでは無いのでしょう。怪我だけには気をつけて欲しいところです。

 

宮城選手はセンターラインはどこでもいけるタイプですが、基本はCBで計算されていると思います。昨シーズンは怪我でもったいないシーズンでしたが、守備面での貢献は高いものがあるので、是非とも今シーズンはストッパーとしての役割をこなしてほしいところです。

 

注目選手は明治大学から新加入となる上夷選手。鹿島からトゥールーズに移籍した昌子選手のようなタイプで、足元の技術にも長ける選手とのこと。

 

引用:京都サンガF.C. HP

引用:YouTube

 

最近の京都は競り合いには強いがスピード不足なCBが多かったので、上夷選手のような裏のスペースをカバーできるCBが加入するのは心強いです。ロングフィードやパス出しで攻撃の起点となれるのならばアンカーの選手も高い位置に取れますし。

会見では闘莉王選手から対人守備を学びたいと発言していたので、相手選手の前に身体を入れるポジショニングは彼は一級品ですから、学ぶことは多いでしょう。

 

増川選手は去就が注目されましたが契約更新。さすがに年齢が年齢だけに守備固め等のセットした場合の投入が基本かと。相手FWが高さのある場合にも起用されそうです。

 

下畠選手はどこで使うのでしょう。DFラインどこでも守れる選手ですが、逆に言うとワンパンチ足りないと言うか。サポーターからも愛されている選手ですし、練習から監督の信頼を得てほしいところです。

 

江川選手はユース世代の主将を務めていた選手で、いきなりレギュラー争いは厳しいかもしれませんが、3、4年後を見据えてじっくり育てて欲しいです。若手育成に定評のあるコーチ陣が揃いましたから。

 

 

MF編は次回に。

では、また。

 

 

リヴァプール 対シティ戦レビュー(パッキング・レートカウントあり)

 皆さんこんにちは、ryuです。

 

あけましておめでとうございます。2019年もよろしくお願いいたします。

年末に体調を崩しましてあまり出歩くこともせず、家でのんびりとしておりました。

 

そんな中プレミアリーグの大一番をレビューしたいと思います。

 

プレミアリーグ第21節

マンチェスターシティ VS リヴァプール

@エティハドスタジアム

 

我らがレッズは30年ぶりのリーグ優勝へ向けここまで無敗で順調に勝ち星を積み重ね、シティとのアウェーの大一番に臨みました。

 

 

両チームのフォーメーションはこちら。

 

 

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試合結果は2-1でシティの勝利となりました。

 

得点者は以下の通りです。(カッコ内はアシスト)

前半40分 シティ:アグエロ(ベルナルド・シウバ)

後半19分 リバプール:フィルミーノ(ロバートソン)

後半27分 シティ:サネ(スターリング)

 

 

リヴァプールは今季初の敗戦を喫し、2位シティとの勝ち点差は4に縮められ、まだまだ優勝の行方は分からなくなりました。

お互い4-3-3のミラーゲームとなり各ポジションでマッチアップする選手に付く形になりましたが、やはりシティに比べればリヴァプールの方がゾーン1からのビルドアップが稚拙で、シティのプレッシャーに負けてしまうシーンが多くありました。

アリソンからのロングフィードは全く決まっていなかったですし、CB、SB、アンカーを絡めたビルドアップでもシティの方が当然一枚上手という印象でした。

ヘンダーソンがCBからボールを引き出してSBやIHに受け渡すシーンは少なかったのに対しシティのフェルナンジーニョやD・シルバは下りてきてCB、SBとトライアングルを複数作りながらフリーになり、アイソレーションしたWGへボールを送るといったシーンが何度かありました。

リヴァプールは前半17分に見られたようなサラーが下りてマネがCB間に絞って裏へ抜け出す決定機で先制出来なかったのが響いたでしょうか。アウェーですし。

 

パッキング・レートを用いた分析は後述するとして、ここでは前半27分のシティのお手本のようなビルドアップを取り上げます。

 

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①CB、GKの3人でパスを何回か繰り返し、フィルミーノやマネを動かします。

この時、フィルミーノはCBからフェルナンジーニョへのパスコースを切り、マネはCBからダニーロへのパスコースを切ります。

 

②B・シルバには基本的にミルナーが付いていく形を取っていましたが、マンマークでぴったりつくというよりはアグエロへの縦パスも警戒していた為そこまで距離は近くありませんでした。そこでB・シルバはヘンダーソンとの間にポジションを取り、相手選手の距離が離れたところで10mほど下りていきストーンズからパスを引き出します。

 

ストーンズはパスを出す直前にマネを釣りだすようにしていたため、ボールを受けたB・シルバはフリーのダニーロへダイレクトで横パス

 

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④⑤アグエロがスッと下がっていきボールを受け、ダイレクトでストーンズへ戻す

この一連の流れでミルナーはボールを受ける選手にアタックし続けるがB・シルバ、フェルナンジーニョがフリーに。ヘンダーソンはボールウォッチャーになり、センターサークル付近で見ているだけ。

 

⑥B・シルバはストーンズからもう一度ボールを受け、どフリーとなったフェルナンジーニョへダイレクトでパスを送る。

 

フェルナンジーニョスターリングがアイソレーションしているのを確認し、鋭い縦パスを供給。スターリングはロバートソンと1対1の局面を作り出し、シティの決定機へ。

 

 

この一連の動きはシティの十八番といいますか、良くシティの試合を見ておられる方ならお馴染みのシーンです。

リヴァプールは守備時にも比較的陣形を崩さずに前からプレスに行きますから、シティの相手を動かすプレーにどうしても揺さぶられ、そこから両WGにボールを渡されTAA、ロバートソンと1対1の局面を多く作られていました。

シティの2得点ともサネのドリブルが非常に効いてましたからね。アーノルド、ロブレンはかなりやられていました。

 

 

その他気になったところとして、ちょっと図示はしにくいのですが、リヴァプールで最近しっかり効果を発揮している守備として、相手のFK時にしっかりオフサイドが取れている点に注目していただきたいです。

 

アーセナル戦の前半27分

シティ戦での前半20分

 

きっちりラインが揃っており、両方とも相手はファーサイドに固まって頭に合わせる狙いがあったようですが、蹴る瞬間までラインを下げていないのです。

ファン・ダイクの位置はニアとファー両方の場合があるので彼が必ずラインを見ているという訳でも無さそうですが、この守備の改善は相手のチャンスを潰す意味でも大きな役割を果たしています。

今後も何か決まりごとがないかチェックしていきます。

 

 

最後に、両チームのこの試合でのパッキング・レートは以下のようになりました。

 

↓パッキング・レートについて説明した記事はこちら↓

 

 

結果は、

 

マンチェスターシティのoffense point:566

リヴァプールのoffense point:452

 

やはり、シティの方が高い点数となりました。

試合を観ていても、CBからの縦パスがリヴァプールに比べ明らかに多く、ゾーン3のハーフスペースに侵入し、折り返してのシュートの再現性の高さには驚くばかりです。

リヴァプールはフィルミーノが下りてきてボールを収める回数が少なかったため、サラーやマネがシティのゴール付近でボールを持つ時間はそれほど多くなかったように感じました。

シティ相手にボールを保持できるチームはいないでしょうから、パッキング・レートも必然的に負けてしまう傾向にはありますが、もう少し守備の開始を早め、B・シルバを抑えたかったところです。。。(ミルナーは負傷明けでそこまで走れなかったか・・・)

 

 

プレミアリーグも二巡目に入り、これからCL決勝TLやカップ戦も再開し、選手たちにも疲労の度合いが色濃く出てくる頃だと思います。

リヴァプールにはCLで優勝狙って欲しいのはヤマヤマなのですが、まず第一優先にリーグ制覇を成し遂げて欲しいです。

そのためにも、これ以上DF陣の負傷は避けたいところ。ゴメスとマティプの早期復帰が望まれます。

また、ヘンダーソンファビーニョ、ケイタ、ワイナルドゥムといった中盤の選手たちには、守備時に即時奪回を目的としたボールハンターとしてだけではなく、CBからのボールの引き出しとサイドへのボールの配給役となる活躍に期待したいです。(フィルミーノ依存は致し方ないですが。。。)

過酷なプレミアリーグで優勝するためには、ボールを保持して相手を動かし崩す攻撃も出来なければいけませんから。

 

 

では、また。