スーパーハードワークサッカー

京都サンガF.C.の試合レビューが中心。たまに観戦記。

京都サンガF.C.2019シーズンプレビュー(スタッフ編)

皆さんこんにちは、ryuです。

 

 

 

これまで3回に分けて行ってきた2019シーズンプレビューもいよいよ最終回です。

監督、スタッフ、フロント、全てがガラッと変わりましたので新たな気持ちでシーズンを迎えてほしいです。 

 

 

監督:中田 一三 45歳(→FC.ISE-SHIMAクラブアドバイザーより新任、S級ライセンス

 

コーチ:ゲルト・エンゲルス 61歳(→神戸ヘッドコーチより新任、S級ライセンス

 

コーチ:實好 礼忠 46歳(→G大阪U23監督より新任、S級ライセンス

 

コーチ:佐藤 一樹 44歳(→FC東京U18監督より新任、S級ライセンス

 

コーチ:佐藤 尽 44歳(A級ライセンス)

 

GKコーチ:富永 康博 38歳(→ファジアーノ岡山GKコーチより新任、B級ライセンス)

 

代表取締役社長:伊藤 雅章 60歳(→京セラ総務人事本部副本部長等より新任)

 

スポーツダイレクター:野見山 秀樹 43歳

 

 

 

新しく監督に就任した中田 一三氏は、FC ISE-SHIMAで監督などを務めていた経験(後に総監督に)はあるものの、Jクラブは初の指揮。ことごとく監督選びで失敗しているサンガであるが、またしても博打を売った格好に。

 

監督就任してからSNS等でかなり世間を賑わせている13氏。

 

引用:日刊スポーツ

匿名掲示板でのやりとりを切り取ってTwitterで苦言を言ったり

 

引用:京都新聞

チームとしての具体的な数字は言わないが、開幕戦は2万人来てほしいと発言したり

 

引用:京都新聞

石櫃を左WB、庄司をリベロとして起用してみたり

 

引用:footballista Web

SNS監督」として紹介されたり

 

引用:Twitter

ぜひ、フォローを。笑

 

このやり方で結果が出るかどうかというのは正直誰も分からないので、ピッチ上で起こっていることに対する評価はこれから我々サポーターが適切にやらなければいけないことではあると思います。短期的ではなく。

一方、ピッチの外で起こっていることに関する内容に関してはこれまでの監督とは違うので期待している面もあります。

SNSについては一部の面だけを見すぎているのでは無いかとも思えるところもあり、負けが込んで中傷された際に炎上してしまうリスクが大きいのは確かです。ただ、私の理想は結果に関係なく試合が盛り上がること、チームが応援されることです。それを追求するためにSNSを使った発信は新たなファンを獲得する可能性を大いに秘めていますし、開幕戦で2万人に来てほしいという発言は私は好感が持てます。

閉塞感の漂う西京極を彼の力でパッと明るくすることが出来れば、新スタジアムへの機運も高まるはずです。

 

ゲルト・エンゲルス氏はかつてサンガのJ1時代に率いていた監督で、2001年のJ1昇格、2002年にはパク・チソン松井大輔などを擁して天皇杯優勝などの実績を残しています。昨年は神戸のヘッドコーチとして10年ぶりのJ復帰。

監督がJ初采配の中田監督ですので、エンゲルス氏の豊富な経験と実績はチームを安定させる上で大いに生かされるものでしょう。

 

實好礼忠氏はG大阪のユース、U-23などを率いていた人物で昨年は宮本監督がトップの監督に就任してから、U-23の監督を務めていました。G大阪で育成年代や若手チームを率いていた経験を元に、サンガにも若手選手はたくさんいるので才能を伸ばしていってほしいです。ゆくゆくはどこかのJクラブトップチームの監督を狙っていることでしょうから、ここで指導者としても箔を付けたいといったところでしょうか。

 

佐藤一樹氏は昨年までFC東京U-18を率いていた人物で、プレミアEAST優勝等の実績も残しています。

引用:Number Web

 

Jトップチームでの指導実績を作るためにサンガに来たという面もあると思われます。實好氏同様いずれはJトップチームの監督を狙っているでしょうから、若手とベテランの融合にもチャレンジしてほしいです。

 

 

監督に加えて、エンゲルス氏、實好氏、佐藤一氏のS級指導者3人体制で今シーズンを戦います。4人もS級ライセンスを持った指導者が集まるのは他クラブでは聞いたことがありません。ヘッドコーチでもS級持っていないチームも多いですから。

センターフォワードセンターバックに若干の不安を抱える陣容ではあるものの、選手の伸び代を最大限生かすチーム作りをしたいというのが感じられます。

クラブ説明会でもコーチにお金をかけたと伊藤社長も発言されていました。

監督が明確な戦い方を持って貫けば、優秀なコーチ陣に導かれ、選手たちは必ず大きく躍動してくれるはずです。

 TMの内容を見ていると、本多がサブ組だったり、センターフォワードのところで4人が争っていたり、サイドの選手も毎回組合せを変えるなど良い競争が出来ています。昨年レギュラーだった選手たちで今年もポジションが安泰だといえる選手は庄司選手くらいではないでしょうか。

序盤はある程度パスを繋いでいくサッカーを目指すでしょうから、ビルドアップ時のポジションバランスに注視していきます。

ここ2年のサッカーとは大きく変わる可能性が高いので、いきなりチームとして結果が出ることは無いかもしれません。しかし、まずは近年の不穏な西京極の空気を打ち破るような選手が闘い抜くサッカーを期待しています。

 

 

シーズン開幕まで2週間を切りました。

今シーズンもサッカーが観られる歓びを感じながら、毎試合しっかり応援していきましょう。

 

 

では、また。