スーパーハードワークサッカー

京都サンガF.C.の試合レビューが中心。たまに観戦記。

湘南ベルマーレ2018イヤーDVD「NONSTOP FOOTBALLの真実 第5章」を観て


皆さんこんにちは、ryuです。

 

GWはいかがお過ごしでしょうか。

私はというと5/4まで仕事で5/5からやっと4連休です。連休初日はニッパツに横浜FC-京都サンガF.C.戦を観に行きます。(観戦記書きます)

その後は伊豆に泊まってのんびりする予定です。

 

 

さて、今回は試合レビューではなく巷で話題となっている

 

湘南ベルマーレイヤーDVD「NONSTOP FOOTBALLの真実 第5章-2018覚悟-」

 

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の紹介をします。

 

ベルマーレサポにとってはおなじみのイヤーDVDとなっているようなのですが、昨シーズンのものはロッカールームの映像がスッキリ!やビビットで紹介されたり、Numberで取り上げられたりとかなり話題を呼んでいます。

 引用:Number Web

 

 

そこで、私もご多分に漏れず購入しました。

 

約60分のドキュメンタリー(+2018シーズン全ゴール集が特典映像として収録)なのですがこれがとても濃い内容なのです。

 

 

 

以下、少しネタバレ気味の記述もあるので、購入予定の方は注意してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特に話題となったのが第14節の清水戦後のロッカールームで秋元選手が梅崎選手にボールを取られた後の守備について苦言を呈したところ。秋元選手はあえて年上の梅崎選手にふっかけたことで若手選手も物怖じすることなく意見をぶつけ合うことを求めていたという。

秋元選手の思惑通り、齋藤選手や山根選手も先輩選手に対してもっとこうして欲しいなど意見をぶつけます。

 

曹貴裁監督は熱血漢で湘南を闘う集団へと鍛え上げた張本人ではあるのですが、選手同士があまり意見をぶつけない姿に不満が合った様子。

監督が声を荒げて奮起を促すのではなく、そこは選手同士で、と敢えて黙っていたところに秋元選手が反応したのです。

 

湘南スタイル

「攻撃的で、走る意欲に満ち溢れた、アグレッシブで痛快なサッカー」

を掲げるからには、選手たちが1人でもさぼってしまうとチームとしてバラバラになり、勝利を手にすることが出来なくなってしまう。

それを曹監督は分かっているからこそ、ここまでアツく選手たちに檄を飛ばすのでしょう。でも選手たちで解決していく余地を残すところが上手なマネジメントです。

 

 

また、私が個人的に印象に残ったシーンはルヴァンカップ準決勝2nd Leg柏レイソル戦のPK戦。

 結果は湘南が勝利し決勝進出するのですが、そこで秋元選手はゴール裏サポーターの声援が大きな後押しとなったと発言しています。

秋元選手自身が止めたわけではないのですが、相手選手のシュートが大きく枠を外したのはサポーターの声援があったからだ、と。

 

インタビューで形式的にそういった発言をする選手はたくさんいますが、シーズンを振り返った時に思い出してチャントが力になったと選手に感じてもらえることはサポーター冥利に尽きるのではないでしょうか。

 

2017年にBMWスタジアムで観戦した際も、私はアウェイゴール裏にいたのですが陸上競技場とは思えない一体感がありました。

(後半ATに岡本選手にゴールを決められ感心しているどころか絶望的な気分でしたが。。。苦笑)

 

このDVDを観て、喜怒哀楽を激しくぶつけている選手、監督に心を打たれました。

普段の生活の中で感情を爆発させる瞬間って余り無いですから、スタジアムで一喜一憂することの意義を再認識することが出来ました。

 

今シーズンより試合レビューを書くようになって、どうしてもスタジアムで冷静に試合を分析しようとして黙ってしまっている自分がいました。 

でもそれはDAZNで後から振り返ってからもできる事です。

スタジアムで応援しているからには、ピッチ上で起きていることにダイレクトにアクションを起こすことが出来ます。何気ないプレーでも選手が良い判断をした時に拍手を送るとか、チームとしての狙いが明確で試合をしている場合に不必要な野次を飛ばすのをやめるとか。

 

そして、スタジアムでの応援とは別に、チームとしての狙いや成長、課題を捉えるためにこのブログを書いています。

応援しているチームがどのようなサッカーを目指しているのか理解出来るようになると、単純に試合を観るのがより一層楽しめると思うのです。そしてそのようなサポーターが増えるとクラブとしての一体感が高まります。

 

 

チームとしてやりたいことが明確で、更にそれを理解しているサポーター

 

 

この2つが揃った時、ものすごく良いクラブになる気がしませんか?

 

 

少しずつでも、自分の力を応援しているクラブの為に使っていきます。

 

 

 

では、また。